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「AIって何に使えるの?」に、
業種別で答える

公開: 2026年8月30日 / 最終更新: 2026年8月30日 / 合同会社LSP「AIの育て方」

「AIって、結局うちの仕事の何に使えるの?」と聞かれることが一番多いです。 答えを先に言うと、使えるかどうかは業種ではなく、その仕事が毎週出てくるかと、出来ばえを自分で判定できるかで決まります。 そのうえで、業種ごとに実際どこに入るのかを並べます。

AIは、結局どんな仕事に使えますか?

条件は2つだけです。①毎週かならず出てくること ②出来ばえを自分で判定できること。 業種ではなく、この2つで決まります。

「うちの業種でも使えますか」と聞かれることが多いんですが、業種ではあまり変わりません。 変わるのはその仕事を自分が採点できるかどうかです。

採点できない仕事に使うと、間違っていても気づけません。しかも、それらしく返ってくるので、 気づけないことにも気づけない。ここが一番あぶないところです。

そのうえで、業種ごとに実際どこに入るのかを並べます。

パーソナルジム・トレーナー

体験の問い合わせ返信/セッションメモの整理/案内の書き分け。 指導そのものの判断には使いません。

使わないのは、メニューの組み立てと、体調に関する判断です。 ここは資格と経験で判断している部分なので、渡す意味がありません。

整体院・鍼灸院

初回問診で聞くことの整理/施術後に渡す説明文の下書き/予約変更のやり取り。 症状の原因や治療方針は扱いません。

2つ目が効きます。専門用語のまま説明すると伝わらないので、 自分が書いた説明を、専門用語なしに直させるという使い方です。中身は自分のものが残ります。

教室・部活・スクール

保護者向けの連絡文/日程変更の案内/練習メモの整理。 個々の子どもの評価や、指導方針の決定には使いません。

保護者向けの文章は、言い切りすぎると角が立ち、ぼかしすぎると伝わらないという難しさがあります。 自分の原稿を渡して「きつく読める箇所を指摘して」と頼む使い方が、いちばん実用的です。

どの業種でも共通して効くもの

①自分が書いた文章の書き分け ②走り書きの整理 ③返信の下書き。 この3つは、業種を問わず入ります。

共通点は、正解を自分が知っていることです。 自分の文章、自分のメモ、自分の店の答え方。全部、見れば違いが分かります。だから直せる。

逆に、どの業種でも向かないもの

上4つは、間違いに気づけません。最後の1つは、間違いではありませんが、育ちません。

自分の仕事で使えるかどうかは、どう見分けますか?

今週やった事務作業を書き出して、毎週出てくるものと、判定できるものだけを残します。

紙に書き出すのが早いです。1週間ぶんで十分。 そこから「毎週出てくる」に丸をつけて、そのうち「良し悪しが自分で分かる」ものだけを残す。 残ったものから1つ選んで渡します。

同時に複数を始めないこと。一度に一つです。 ここを守るかどうかで、半年後に残っているかどうかが決まります。

自分の業種が無かった場合

近い業種があれば、そのまま参考にできます。やることは大きく変わりません。

ここに無い業種の場合、例を自分の仕事に置き換える作業が要ります。 これは「AIに何ができるか」を知る話ではなく、自分の仕事のどこが定型で、どこが判断なのかを分ける話です。 定型は渡せます。判断は渡せません。この線引きが済んでいれば、あとは早いです。

線引きは、自分の仕事ほど見えにくいものです。毎日やっていることほど、当たり前すぎて工程として意識していないからです。

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