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個人事業主がAIに
最初に任せる仕事の、選び方

公開: 2026年8月5日 / 最終更新: 2026年8月5日 / 合同会社LSP「AIの育て方」

「AIを使ったほうがいいのは分かってるんですが、何から任せたらいいのか分からなくて」。 これ、本当によく言われます。 選び方には基準があって、そこを外すと、たいてい2週間くらいで使わなくなるんですよ。

最初に任せる仕事は、何がいいですか?

毎週必ず出てきて、出来上がりの良し悪しを自分で判定できる仕事です。 効果が大きい仕事ではなく、回数が多くて答え合わせができる仕事から始めます。

条件は二つだけです。

この二つを満たすものを、一つだけ選びます。二つ同時に始めると、たいていどちらも中途半端で終わります。

具体的には、どんな仕事が当てはまりますか?

問い合わせへの返信の下書き、すでにある文章の言い換え、打ち合わせのメモの整理。 いずれも毎週出てきて、読めば良し悪しが分かるものです。

最初の一つに向いている仕事

共通しているのは、間違っていたら自分が気づけるということです。ここが一番大事です。

逆に、最初に任せないほうがいい仕事はありますか?

自分が正解を判定できない仕事です。 間違っていても気づけないので、最初の一つには向きません。

最初の一つには向かない仕事

これらを一生やらないという話ではありません。慣れてから、裏を取れる形で使うものだ、ということです。

時間が一番かかっている仕事から任せるべきではないのですか?

気持ちは分かりますが、最初の一つとしては勧めません。 時間がかかる仕事ほど判断が複雑で、渡す前提も多くなるからです。

重い仕事をAIに渡そうとすると、まず「この仕事は何をどう判断してやっているのか」を言葉にする作業が発生します。 これが、けっこうな重労働なんです。そこで力尽きて、AI以前に説明で終わる。よくある終わり方です。

軽くて回数の多いところで、渡し方のコツを先に掴む。 そのあとで重いものに移ると、同じ作業でも半分の労力で済みます。順番の問題です。

任せた仕事は、そのまま使っていいですか?

最初のうちは、必ず自分が最後に目を通してから出してください。 任せるのは下書きまでで、出す判断は自分が持ちます。

とくに、お客様に届くもの・お金に関わるもの・外に公開されるものは例外なく確認します。 ここを飛ばして自動で出す仕組みにすると、事故が起きたときに気づくのが遅れます。

確認が面倒に感じるかもしれませんが、ゼロから書くのと、出来上がったものを直すのとでは、かかる時間がまったく違います。 下書きが目の前にある状態から始められることが、この段階での価値です。

どのくらい続ければ、任せられるようになりますか?

期間ではなく回数です。 直したいところを毎回1行ずつ前提に足していって、直す回数が減らなくなった時点が仕上がりです。

やり方はこうです。出てきたものを見て「ここが違う」と思ったら、 その場で言い直すのではなく、次から毎回読ませる1枚のほうに1行足します。 次の回は、その1行が効いた状態で出てきます。

これを何度か回すと、直すところが減っていきます。減らなくなったら、その仕事は仕上がりです。 そこで初めて、次の仕事を足します。

毎回読ませる1枚の作り方は、AIが毎回忘れるのを、やめさせる方法に書いてあります。 出てくる答えが当たり前すぎるときは、AIの答えが一般論にしかならないときに、直すところのほうです。

一つ、先に決めておいたほうがいいこと

AIに作らせたものは、思っているより速く増えます。 置き場所を先に決めておかないと、何をどこに作ったか分からなくなります。

始める前に、フォルダを一つ作ってください。名前は何でもいいです。 「AIに作らせたもの」で構いません。同時に三つも四つも走らせないこと。これも先に決めておくと、あとが楽です。 (詳しくはつまずき集の⑦に書きました)

最初の一つを、実際に作ってみる

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