「ChatGPT 精度を上げる」で調べると、プロンプトの書き方がたくさん出てきます。役割を与えろ、条件を細かく書け、深呼吸させろ。 どれも試したけど、そこまで変わらなかった——という人に向けて書いています。 精度は、聞き方ではなく、渡している材料で決まるんですよ。
多くの人は、うまくいかないと「聞き方が悪かったのかな」と考えて、次はもっと丁寧に書こうとします。 ここが最初の分かれ道です。丁寧に書いても、相手が知っている情報は1文字も増えていません。
たとえば「うちの体験の案内文を書いて」と頼んだとします。 店の場所も、来る人の年齢も、体験で何をするかも渡していなければ、 返ってくるのはどのジムにも当てはまる案内文です。これは精度が低いのではなく、材料がないだけなんですよ。
役割を指定すると、口調は変わります。それっぽく書いてくるので、効いたように見える。 でも中身を読むと、一般論のままだったりします。変わったのは言い方だけです。
効くのは役割ではなく、判断基準のほうです。 何を優先して、何を捨てるのか。それを言われて初めて、AIは選べるようになります。 「短くしてほしいけど、料金の記載だけは絶対に落とさないで」——これは判断基準です。 「プロとして書いて」は、判断基準ではありません。
ここを決めておかないと、上がったかどうかが分からないまま工夫だけが増えます。 おすすめは、直した回数を数えることです。最初は3回書き直させていたものが、1回で済むようになった。 それが上がったということです。
そして、回数が減らなくなったところが、その仕事での上限です。 そこから先は、プロンプトをいじるより、自分で最後の一手を入れたほうが早い。 この見切りがつくと、無駄な工夫に時間を使わなくなります。
【私について】 ・◯◯(職種)をしています。◯年目です。 ・お客さんは主に◯◯な方です。 【してほしくないこと】 ・断定しすぎない。根拠がないときは「わからない」と言う。 ・カタカナの専門用語を並べない。お客さんに伝わる言葉で。 ・「いかがでしたか」で締めない。 【出し方】 ・長い前置きはいらない。結論から書く。 ・箇条書きより、話し言葉の文章で。
書いてみると、③が一番書きにくいはずです。それでいいです。 ③は最初から書けるものではなく、実際に使って「これは違う」と思った瞬間に足していくものだからです。 3行から始めて、ずれるたびに1行足す。それで育ちます。
②を渡すと、教科書に載っている選択肢が最初から候補から外れます。 「SNSを始めましょう」と言われて「もうやってて、3ヶ月やって問い合わせゼロでした」と返す会話、 あれを最初にやってしまうということです。
渡すのは自分の仕事の状況であって、人の情報ではありません。ここは線を引いておきます。
1週間で判定できるようにするには、毎日出てくる仕事に使うことです。 月に1回しかない仕事で試すと、答え合わせが月1回になって、いつまでも上手くなりません。
ここが、私たちが「使い方ではなく直し方」と言っている理由です。 便利な聞き方はいくらでも出てきますが、自分の仕事に合わせると必ずどこかでずれる。 そのときどこを直せば直るのかが分かるかどうかで、道具になるか、使わなくなるかが決まります。
前提を1枚書いて貼る。ここはメモ帳があればできるので、今日からでも始められます。
実際に止まるのは、その次です。毎回貼るのが続かない。仕事ごとに前提を分けたいのに、どれを貼ったか分からなくなる。 同じことをチャット以外——ファイルの整理や、毎週やっている定型の作業——にも持っていきたいのに、やり方が出てこない。
ここから先は「聞き方」ではなく設定の話になります。 調べても出てこないのは、記事にする人が少ないからではなく、その人の仕事の中身を見ないと何を設定すべきか決められないからです。
私のところに相談に来る方も、チャットまでは自分で辿り着いています。頼まれるのは、たいていその先です。
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読んで合うと思ったら、セットアップ(50,000円)+伴走3ヶ月(45,000円)で総額95,000円です。
これが全部で、あとから足されるものはありません。伴走後の保守だけ任意(月5,000円)です。